2019 アカデミー賞スピーチ - 仙台の小さな英会話スクールTea&Talk’s blog

こんにちは

仙台・大町の小さな英会話スクールTea&Talkです！

アメリカ・ロサンゼルスの現地時間24日、第91回アカデミー賞授賞式が行われましたね。わたしは受賞者のスピーチと、ドレス姿が気になるので毎年必ずチェックしています！

俳優さんたちの感情こもった熱いスピーチはいつも感動しますが、同時に英会話の勉強にもなります。

特に、文章を繋げて話すために必要な"関係代名詞who,which,thatなど"の使い方がよく見えてきます。

今回は、主演男優賞を受賞したRami Malek(ラミマレック)のスピーチを少し紹介します。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディマーキュリー役を演じました。

レッスンにいらっしゃる皆さんの中でも、この映画を観たという方は本当に多く、皆さん大絶賛の映画でした。

そんなラミマレックのスピーチ、終わりにかけてこんな事を話していました。

We made a film about a gay man, an immigrant, who lived his life unapologetically himself.

ここで使われている who は、直前の a gay man, an immigrantを説明しています。

人物を表すのでwhoが使われています。

a gay man, an immigrant = ゲイ、移民 = フレディマーキュリー

made = makeの過去形

a film = 映画

about = 〜について

who以降は、

lived = liveの過去形

his life = 彼の人生

unapologetically = 弁解をせずに、悪びれずに

himself = 彼自身

And the fact that I'm celebrating him and this story with you is proof that

we're longing for stories like this.

ここでは、thatが2つあります。

まずはじめのthatです。

the fact that I'm celebrating him and this story with youで区切ってみます。

"I'm celebrating him and this story with you" = the factとなります。

that以降がthe factを説明しています。

fact = 事実

celebrating = celebrate = 祝う

*安室奈美恵さんの"can you celebrate?"のcelebrateです！

this story = この物語(ボヘミアン・ラプソディのこと)

with you = (あなたたち)皆さんと

2つ目のthatです。

その前に is proof があります。

proof = 証し

2つ目のthat以降の文が、このproofを説明しています。

we're longing for stories like this.

longing for 〜 = 切望する、憧れる

stories = storyの複数形

stories like this = このような物語 = ボヘミアン・ラプソディ

フレディマーキュリーは、ゲイで移民というマイノリティでしたが、ラミマレックの両親もエジプトからの移民です。マイノリティに対する差別や偏見はアメリカだけでなく世界中で根深い問題です。それゆえにこの映画が多くの人に支持された、という思いが"We're longing for stories like this."という言葉に表れています。

Rami Malek Accepts the Oscar for Lead Actor